PC管の設計・施工に当たっては以下のような点にもご注意下さい。
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| 管の割付方法
| | (1)勾配なども考慮して実延長を求め、定尺ものを主として、始終点に短尺ものを配置する方法で管の割付をします。 (2)盛土の道路横断などの場合、土被り高さに応じて管種や種別を変更して対応するのが一般的となっていますが、例えば両側の土被りが小さい部分ではヒューム管を使用する場合もあります。この場合の接続管等についてもご要望に応じるよう準備をしていますのでご相談下さい。
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| 短尺管(切管)への対応
| | 継手の種類(受挿口の別)と管長をメーカーに連絡して製作します。若干の納期を見込んで下さい。現地合わせで切断するとPC鋼線の緩みが生じ、プレストレストの減少を招く場合がありますのでご注意下さい。
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| 取付桝等との接続部分
| | この部分は、地震動・不同沈下などに対して弱点となりがちです。PC管は継手の可撓性を生かして対処するよう、取付用の管を桝と一体基礎として、継手部分で屈曲・伸縮できる構造とすることをお奨めします。
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